@article{oai:nifs-k.repo.nii.ac.jp:02000123, author = {日下, 知明 and Kusaka, Tomoaki}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Jan}, note = {本研究は,地方自治体とJ リーグクラブのPPP は関係を公式化する制度によりどのように定められているのか,また制度により関係を公式化することは地方自治体にとってどのような機能や課題があるのかを明らかにすることを目的とした.本研究では,文献調査及び質問紙調査により収集したデータを用いた. 本研究の知見は,次の通りである.第1 に,地方自治体とJ リーグクラブのPPP を定める制度は複数の種類が存在する.これらの制度は,連携分野の射程,関係者の範囲,主体の役割を規定している.さらに,制度による公式化の在り方は,連携分野の射程や関係者の範囲によって複数のパターンに分けられる.第2 に,制度によりPPP を公式的に定めることは,地方自治体の立場からみた場合に一定の機能を果たしている.地方自治体は,J リーグクラブとのPPP を公式化することで関係に安定性及び継続性を持たせ,関係する施策や事業の実効性を確保している.また,地方自治体は,関係する政策アクターを関係づけて地方スポーツ政策の政策ネットワークを構築している.さらに,地方自治体は,政策ネットワークの外に位置する政策アクターとの関係を構築し,政策ネットワークの射程の拡大を実現している場合もある.第3 に,制度によりPPP を公式化することは,地方自治体にとってのガバナンス課題も抱えている.地方自治体は,政策ネットワークを構築することやパートナー間のバランス問題に配慮することが求められる., 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.10,No.1に査読を経て受理された。}, title = {地方スポーツ政策における地方自治体とJ リーグクラブの官民パートナーシップのガバナンスに関する一考察:制度による公式化を中心として}, volume = {10}, year = {2024} }